GitHub Issues で Sub-issues が作れるようになりました(ベータ)

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はじめに

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GitHub Issues に Sub-issues 機能が追加されました。現在パブリックプレビュー段階です。

Evolving GitHub Issues (Public Preview) · GitHub Changelog

さっそく Waitlist に参加しました。

waitlist

すぐに、Sub-issues を含むベータ版が有効化された通知メールが来ました。

Welcome

筆者はメールを見落としており、3日ぐらい気付いてませんでした。💦

Sub-issues の作成

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Sub-issues の追加については、公式ドキュメントに手順があります。

Adding sub-issues - GitHub Docs

Issue の概要説明の下に Create sub-issue ボタンがあります。

create sub-issue

sub-issue を新規に追加するか、既存の issue を追加するかを選択できます。

add menu

新規の sub-issue を登録する画面です。

create new sub issue

Create をクリックする前に Create more sub-issues にチェックを入れておくと、連続して sub-issue を登録できます。

登録すると sub-issue が issue の説明の下に列挙されます。

sub-issues list

sub-issue として登録した issue にも sub-issue が追加できるので何階層もネストさせられます。

issue の階層構造の可視化

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現在のところ、Sub-issues の階層構造は リポジトリの issue 一覧の画面では可視化されません。

issue list

プロジェクトを作って上記の issues を追加してみました。

Projects

Add issues to project

ルートになる issue を追加するだけで、sub-issue は自動で追加されます。これは、Projects のワークフロー機能によるものです。

Sub-issues automatically added

通常モードでは、フラットな表示となります。

Project view

グルーピングの指定で、Parent issue を指定します。

Set Group

グループ表示により階層が表現されました。

Group by parent issue

上記の画面は Projects の Table ビューでしたが、Roadmap ビューにスイッチしても反映されています。

Roadmap View

プロジェクト作って操作が必要なので若干面倒かもです。

Information

かなり古いですが、GitHub Projects のワークフローについては以下の記事で紹介しています。

リニューアルされた GitHub Projects のオートメーションを使ってみる

GitHub Projects の Roadmap ビューについては以下の記事で紹介しています。

GitHub Projects に Roadmaps が登場 - issue や PR をタイムラインで管理しよう

Sub-issues を持つ issue のクローズ

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Sub-issues のルート issue をクローズする操作をしてみました。

Close root issue

Sub-issues が Open していても普通にクローズできてしまいました。

issue Closed

Sub-issues の状態によりガードをかける機能は現段階ではないようです。

今後、フィードバックを受けて実装されるかもしれませんね。

さいごに

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筆者の普段の利用においては issue の親子構造はなくても構わないですが、Issue tracker としてはあった方がいい(あって当然)と思う人も多いと思います。パブリックプレビューについては、以下の Discussion で議論されています。使ってみてフィードバックをしてみるのもよいかもしれませんね。

Sub-issues Public Preview · community · Discussion #139932

正式版でどこまでブラッシュアップされるか注目したいと思います。

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